【番外編】「もしも」の時に足を支える、緊急登板の4足。

前回の記事では、筆者の日常を支える「精鋭5足」のローテーションを紹介しました。 基本的にはあの5足があれば、仕事(休日も時々)を不足なく回すことができます。

しかし、実際の生活では想定外の事態が起こります。 「昨日の長距離移動で足が疲れ、今日は締め付けの少ない靴を履きたい」「天候が不安定で、汚れを気にせず歩きたい」「気合を入れるよりも、馴染んだ靴でリラックスして過ごしたい」。

今回は、そんな特定のシチュエーションでこそ真価を発揮する、控えの4足についてお話しします。


目次

1. Tokyo Foot Tailor / チェルシーブーツ

【役割:足を労わりたい日の選択肢】
どんなに優れた名作靴であっても、足の状態によっては痛かったりするなど履くのが少し億劫になる日があります。そんな時に筆者が迷わず手に取るのが、Tokyo Foot Tailorのチェルシーブーツです。

この靴との出会いは、自身のInstagramでの発信をきっかけにタイアップの打診をいただいたことでした。実際に筆者の足を詳細に計測し、その特徴に合わせて仕立てられた一足は、まさに「自分の足の形」を忠実に再現しています。 革靴でありながらどこにも圧迫感がない履き心地は、足が疲れている日には何よりの助けとなります。装飾を削ぎ落としたミニマルなデザインと、サイドゴアならではの着脱のしやすさも相まって、今では玄関に欠かせない一足となっています。

Tokyo Foot Tailor / チェルシーブーツ ※筆者私物
Tokyo Foot Tailor / チェルシーブーツ ※筆者私物

2. & 3. Regal / ガラスレザー(2足)

【役割:悪条件を厭わない、実戦的な黒】
本ブログの2記事目で紹介した「リーガル三銃士」のうち、黒のストレートチップ2足は、今でも「実戦用」として非常に重宝しています。 最大の利点は、汚れや水に強いガラスレザーであること。天候が読みづらい日や、埃っぽい場所へ行く日でも、この2足なら躊躇なく踏み出せます。 また、長年履き込んで筆者の足に完全に馴染みきっているため、新品の高級靴よりもストレスなく歩けるという側面もあります。「気を使わずに履ける」という安心感は、仕事に集中する上で大きなメリットです。

Regal プレーンゥ ※筆者私物
カジュアルコーデにも合わせやすい一足
Regal シューズ ※筆者私物
筆者の記念すべき第一足目の革靴

4. Regal / ブラウンUチップ

【役割:馴染みの良さと、華やかさの演出】
最後は、同じくリーガル三銃士の一角であるブラウンのUチップです。 こちらは、少し足元に明るい色味が欲しい時に選ぶ一足です。明快な茶色はビジネススタイルの良いアクセントになり、コーディネートを艶やかにまとめてくれます。 こちらも十分に履き込まれており、ソールの返りが非常に良いため、長時間の歩行も苦になりません。「分かりやすい茶靴」としての使い勝手の良さと、履き慣れた安心感が共存している、筆者にとっての定番品です。

Regal Uチップ(茶) ※筆者私物
Regal Uチップ(茶) ※筆者私物

結びに:9足の布陣が作る、日常の余裕

メインの5足に、今回紹介した「控えの4足」を加えた計9足。 この布陣が整ってから、筆者の革靴ライフはより実戦的で、かつ余裕のあるものになりました。

靴を揃えることは、単なるコレクションではありません。 その日の足の状態、天候、そして予定に最適な一足を選べることは、一日を平穏に過ごすための「備え」でもあります。

「kutsulabo.com」では、これからも名作の紹介に留まらず、こうした日々のリアルな使い分けや、道具としての革靴の魅力を発信していきます。

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この記事を書いた人

新社会人で革靴の魅力に触れて以来、歴11年。 ジョンロブ、J.M. WESTON、オールデン、トリッカーズ、クロケット&ジョーンズからリーガルまで、多様な名作を自らの足で確かめてきました。時間をかけて馴染ませた実体験をもとに、カタログスペックでは語れない「靴の本質」を綴ります

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