J.M. WESTON 180(ブラック)を購入。運命的な出会いと、現在の修行状況について。

「180のブラック、在庫なんてないだろうな」

そう思いつつ、先日ふらりと某ショップに立ち寄りました。ダメ元で「180、ないですよね?」と聞いてみたところ、返ってきたのは「ちょうどジャストサイズが入ってきたばかりですよ」という予想外の返事。

実際に出してもらい、足を入れてみると、驚くほどぴったりでした。ウエストンの180はオールデンのコードバン靴のような品薄ではないのですが、筆者は四国在住とのこともあり、革靴の正規ショップが近辺にないため、定期的に某革靴ショップ(デッドストックから中古品まで幅広く取り扱っている)を訪れ革靴を購入しています。そうした背景から、意中の革靴のマイサイズに出会えるのは珍しいことです。これはもう運命だと思い、その場で購入を決めました。

目次

ウエストンが誇る「二大巨頭」を揃えて

J.M. WESTONといえば、今回購入した「180 シグニチャーローファー」と、以前から愛用している「641 ゴルフ」が、ブランドの二大巨頭として語られることが多いモデルです。

筆者自身、すでにゴルフの万能さには絶大な信頼を置いていますが、やはりローファーである180は、ゴルフとはまた違った「端正な佇まい」という魅力があります。この二足が揃ったことで、私のワードローブの土台が完成したような、そんな充足感があります。

以前ご紹介した「J.M. WESTON ゴルフ」の記事はこちらです。

選んだのは、一番欲しかった「ブラック」

今回手に入れたのは、ボックスカーフのブラックです。

手持ちのAlden 99361(ブラックコードバン)と比べると、同じ黒でも雰囲気が全く違います。9901のコードバンが独特の太いシワと強い光沢を持つのに対し、180のカーフはキメが細かく、しっとりした落ち着いた光り方をします。

180特有の「カモメの切り抜き」が入ったサドル部分や、コンパクトなヒール。どこをとっても完成された形だなと、改めて見惚れてしまいます。

J.M. WESTON 180 ※筆者私物

現在は「修行」の真っ最中

ウエストンの靴といえば、タイトなフィッティングが有名ですが、筆者も例に漏れず「修行」の期間を過ごしています。

ショップでの試着ではジャストだと感じましたが、実際に外で履いてみるとやはり別物。最初の数回は、歩くたびに足が締め付けられるような感覚があり、正直に言えば数十分歩くのが限界でした。

ただ、この感覚もウエストンを履きこなすための通過点。少しずつインソールが沈み、革が馴染んでいくことで、いつか自分だけの最高のフィット感に変わるはずです。今はまだ長時間は無理ですが、自宅の周りや短時間の外出で、ゆっくりと慣らしているところです。

J.M. WESTON 180 ※筆者私物

夏のエースとして、全季節で履きこなしたい

この靴を買った一番の理由は、夏の装いの中心にしたかったからです。

デニムや軍パンを履くとき、足元にこのブラックの180を持ってくるだけで、全体の雰囲気が適度に引き締まります。夏場はベリーショートのソックスを合わせて素足履き風に見せるのが楽しみですが、もちろん夏だけにするつもりはありません。

秋冬には、グレーのスラックスや少し厚手のソックスと合わせるのも良さそうです。基本的にはどんな季節でも、どんなスタイルでも使える一足なので、これから一年中履き倒していこうと考えています。

これからの経年変化が楽しみ

まだ履き始めたばかりで、革は硬く、シワもまだほとんど入っていません。

これから10年、20年と履き続けていく中で、このボックスカーフがどんな風に育っていくのか。自分だけの「180」になっていく過程を、このブログでじっくり記録していければと思います。

もし「180のサイズ選び」や「在庫状況」で悩んでいる方がいれば、今回の筆者のケースのように、ふとしたタイミングで運命の出会いがあるかもしれません。

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この記事を書いた人

新社会人で革靴の魅力に触れて以来、歴11年。 ジョンロブ、J.M. WESTON、オールデン、トリッカーズ、クロケット&ジョーンズからリーガルまで、多様な名作を自らの足で確かめてきました。時間をかけて馴染ませた実体験をもとに、カタログスペックでは語れない「靴の本質」を綴ります

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